住居専用の賃貸マンションに週末だけ営業の個人店が20も。札幌の個性派スペース「space1-15(スペース イチイチゴ)」って?
北海道札幌市の中心部にある賃貸マンション「シャトー・ル・レェーヴ」。目立った店看板もなく、一見すると普通の居住用マンションですが、入り口のインターホン横には、店名がずらり。改装した各部屋で食堂や雑貨店、レコードショップなど約20店舗が営業しています。当初3店舗から始まったマンション内の店舗群は「space1-15(スペースイチイチゴ)」と名付けられ、2023年で14年目を迎えました。地元でも知る人ぞ...
View Article登録有形文化財を有する旧赤羽台団地に、「URまちとくらしのミュージアム」がオープン!建物好きや団地マニアも驚きの仕掛けが満載!
「URまちとくらしのミュージアム」が9月15日に開館すると聞いて、都市再生機構(UR都市機構)に問い合わせたところ、オープン前にプレス向け発表会があるというので参加した。実は、八王子にあったUR都市機構の技術研究所が2017年度に閉鎖となったが、敷地内で2021年度まで開館していた集合住宅歴史館の資料は、今回開館するミュージアムに移設されるということだったので、興味を持っていたのだ。【今週の住活トピ...
View Article賃貸住宅、省エネ性能が高いと”住み続けたい・家賃アップ許容”ともに7割超! 大家などの理解進まず供給増えない課題も 横浜市調査
猛烈に暑かった2023年の夏。過去126年でもっとも暑い夏だったという気象庁の発表を憶えている人も多いことでしょう。季節は移ろい、秋へと進んでいますが未だに暑く、「夜もエアコンつけっぱなし」という人もいるのでは。一方で、寒さ対策が不可欠な冬もあっという間にやってきます。そこで、今こそ大事になるのが「住まいの断熱化」。少しずつ世間の意識は高まっているものの、なかでも賃貸住宅における省エネ性能には課題が...
View Article福岡県・福岡市「住みたい街ランキング2023」駅1位は博多! 沿線は「西鉄天神大牟田線」に注目集まる
リクルートより「SUUMO住みたい街ランキング2023福岡県版/福岡市版(駅/自治体)」が発表された。福岡県在住の20歳〜49歳の男女1,600人にアンケート調査を行ったものだ。前回の2020年と比べてどんな変化があったのかも併せて紹介。約3年間での福岡の街の変化についても考察してみたい。2023年「住みたい街(駅)」ランキングは、JR鹿児島本線「博多」が第1位!福岡市の「博多」と北九州市の「小倉」...
View Articleニューヨーク人情酒場 ついに店の要・チャトも離脱…!?シビアなNYの飲食業界の洗礼が酒場を襲う…!
ニューヨーク人情酒場へようこそ!これは、ブルックリンにある小さな酒場(レストラン)で起こったいろんな出来事。大都会の夜、一杯の酒から始まる人間模様。作者はこのお店で今お寿司を作っているよ。チャトとの別れ初日から顔を合わせたチャトが辞めることは、店にとっての一つの柱がなくなるような喪失感がありました。入れ墨だらけで見た目はすごく怖いけど、熱いハートを持ったペルー男児のチャト。ものすごく仕事ができるのに...
View Article世界の名建築を訪ねて。建築家ザハ・ハディドによる約19万平米の巨大企業「Infinitus Plaza(インフィニタス・プラザ)」/中国・広州市
世界中の建築を訪問してきた建築ジャーナリスト淵上正幸が、世界最先端の建築を紹介する連載10回目。今回は、世界的な建築家ザハ・ハディド氏が手掛けた中国・広東省広州市にある約19万平米の広さを誇る巨大企業「Infinitus Plaza(インフィニタス・プラザ)」(設計:ザハ・ハディド・アーキテクツ(Zaha Hadid...
View Article2024年4月スタートの新制度は、住宅の省エネ性能を★の数で表示。不動産ポータルサイトでも省エネ性能ラベル表示が必須に!?
不動産情報サイト事業者連絡協議会や国土交通省などによる、「省エネ性能表示制度で住宅の省エネ化は進むのか?」記者発表会が開催された。2024年4月から始まる「省エネ性能表示制度」に関する説明会ではあるが、国の制度について、アットホーム、LIFULL...
View Article「観光客への宣伝やめる」オーバーツーリズム問題へのデンマーク流解決。美しい港町ニューハウンの決断とは コペンハーゲン
多くの観光客やビジネス関連の人々が訪れる、デンマークの首都・コペンハーゲン。人気の場所は数あれど、ほとんどの人が必ず足を運ぶエリアがカラフルな港町「ニューハウン」ではないでしょうか。所狭しと並ぶレストランやカフェの椅子に座って、人々がのんびり食事をしたりビールを飲んだりする様子は、最もコペンハーゲンらしい風景のひとつ。ところが、2019年からコペンハーゲンは「宣伝することをやめる」などの新しい動きも...
View Article乳幼児のいる家庭のマンション選び、買う時より住んでから重視度が上がるポイントとは?
あなぶきホームライフでは、5歳以下の子どものいる家庭の意見を通じて、子育て世代の住宅ニーズを把握するために、首都圏にマンションを所有する、末子が5歳以下の946人にアンケートを実施した。アンケートの内容は、「マンションを購入した時と居住した後の住まいに関する重視ポイント」についてだ。購入した時と後では、どういった違いがあったのだろうか?【今週の住活トピック】乳幼児のいる家庭に「マンションを購入した時...
View Article賃貸の大家、”孤独死””勝手に民泊”などへのホンネ。「不安はある」が受け入れる理由「誰でも自由に住む家を選べる社会に」
賃貸住宅のオーナー(大家)は所有物件の空室を避けるために、空室があればできる限り入居の希望を受け入れたいと考えるものです。一方で、高齢者やひとり親世帯、外国人などの入居に対しては、「トラブルは起きないか」「突然連絡が取れなくならないか」など、受け入れに悩むオーナーがいるのも事実。今回は、これらの入居に配慮が必要な人たちを受け入れているオーナー3人に実情を赤裸々に語っていただきました。どのようにして受...
View Article賃貸の大家、高齢者や外国人などの入居「大変だけどやりがいもある」。トラブル回避や対策はどうしてる?
高齢者やひとり親世帯、外国人など、住宅確保に配慮が必要な人の賃貸物件への入居受け入れ。多くの賃貸物件のオーナーが気になるのは、その実情でしょう。前編「賃貸の大家、”孤独死””勝手に民泊”などへのホンネ。『不安はある』が受け入れる理由『誰でも自由に住む家を選べる社会に』」では受け入れの際の心構えや受け入れを決めるポイント、トラブルについてオーナー3名に話を聞き、賃貸トラブル解決のパイオニア的存在である...
View Article「土壁」美術館”見て・触れ・食べ”土を楽しむ。目指すは”日曜左官”を日常に、癒やし効果など新たな発見も 土のミュージアム SHIDO 兵庫・淡路島
大手企業の本社機能移転やリゾート開発など、関西では何かと話題になる淡路島(兵庫県)。なかでも「西海岸」と呼ばれる島の西部は、海沿いにしゃれたカフェやグランピング施設等が次々に誕生し、オーシャンリゾートとしてにぎわいつつある。そんなエリアに2023年1月「土壁」がテーマの一風変わったミュージアム「土のミュージアム...
View Article省エネ先進県・鳥取、中古住宅の省エネ性能を資産価値として評価! 「築22年以上の住宅も価値がゼロにならない」評価法を来年4月スタート
住宅は築22年以上になると価値がゼロになる――。そんな古い慣習を日本からなくしてしまうかも知れない委員会が今、鳥取県で開かれています。その名は「鳥取県版住宅性能等評価指針策定検討委員会」。高気密・高断熱の住宅価値が高まる評価プログラムづくりを目的にしたもので、別に古い慣習を打ち破ってやろうという、血気盛んな人々の集まりではありません。鳥取県が、県民の豊かで健康な暮らしのために、設置した委員会です。始...
View Article空き家を建築学生らが補修しながら住み継ぐシェアハウス×地域のラウンジに。断熱改修のありがたみも実感!「こずみのANNEX」横浜市金沢区
どの地域も、増える空き家を上手に活用したい思いとは裏腹に、放置されていることが多いのではないでしょうか。国もこの問題をサポートするべく、空き家再生等推進事業や建物改修工事に対する補助金などといった、金銭補助や制度の設立をしています。今回紹介するのは、地域の住民や学生の力を上手に利用して、空き家を新たな拠点として生まれ変わらせたケース。神奈川県横浜市金沢区にある地域のラウンジ×シェアハウス「こずみのA...
View Articleニューヨーク人情酒場 酒場の終わりは意外と静かに……「5年続けば奇跡」のNY飲食業界で奮闘した酒場の最後の1日
ニューヨーク人情酒場へようこそ!これは、ブルックリンにある小さな酒場(レストラン)で起こった色んな出来事。大都会の夜、一杯の酒から始まる人間模様。作者はこのお店で今お寿司を作っているよ。恋の終わりは意外と静かに人生、どんなドラマチックな出来事も終わる時は意外とあっけなかったりするものです。それがまた虚しさに拍車をかけてきます。今までいろいろなお店で仕事をしてきましたが、間違いなくこの職場が一番アット...
View Article「東京ビエンナーレ」で市民全員がアーティスト! ゴミ分別をアート化、道路も交流の舞台に、街にもたらしたものとは?
東京ビエンナーレとは、千代田区、中央区、文京区、台東区を中心とする、東京の街を舞台にした芸術祭。国内外からクリエイターが集結し、街に深く入り込み、地域住民の方々と一緒に作り上げていく芸術祭だ。本格的な開催は今年で2回目となり、テーマは「リンケージ...
View Article一橋大卒24歳女子、スナックのママになる。若者も女性も楽しめる「街の社交場」に、全国展開も視野 「スナック水中」東京都国立市
スナックは不思議だ。カフェで初対面の知らない人といきなりおしゃべりすることはないのに、狭い空間、お酒の力、そしてママのアシストで、いつもより社交性2、3割増しの自分が出てくる。とはいえ、一見さんにはハードルが高いのも事実。担い手と顧客の高齢化、コロナ禍の影響で廃業が相次ぐ業界のなか、「一橋大学を卒業してすぐスナックを引き継いだ」という現在25歳のママがいる(継業時は24歳)。スナックを“おじさん”だ...
View Article【福島県浪江町】失われかけた町が産業の先進地に! 世界課題のトップランナー続々、避難指示解除後の凄み
福島県沿岸部(浜通り)にある双葉郡・浪江町は、東日本大震災と福島第一原子力発電所事故で町内全域が避難指示区域に指定され、一時町が失われかけました。けれども避難指示区域解除後、エネルギーの地産地消を目指す水素発電などの世界的な課題に挑み、その趣旨に共鳴する企業を誘致する産業団地が動き始め、全国的に注目されています。魅力ある産業・仕事づくりを通して人が集まり「住みたい、住み続けたいまち」づくりに挑戦して...
View Article登録有形文化財を有する旧赤羽台団地に、「URまちとくらしのミュージアム」がオープン!建物好きや団地マニアも驚きの仕掛けが満載!
「URまちとくらしのミュージアム」が9月15日に開館すると聞いて、都市再生機構(UR都市機構)に問い合わせたところ、オープン前にプレス向け発表会があるというので参加した。実は、八王子にあったUR都市機構の技術研究所が2017年度に閉鎖となったが、敷地内で2021年度まで開館していた集合住宅歴史館の資料は、今回開館するミュージアムに移設されるということだったので、興味を持っていたのだ。【今週の住活トピ...
View Article世界の名建築を訪ねて。建物の30%がリサイクル素材! スティーヴン・ホールによる「Cofco Cultural and Health...
世界中の建築を訪問してきた建築ジャーナリスト淵上正幸が、世界最先端の建築を紹介する連載11回目。今回は、中国・上海市、約7,500平米という広大な敷地に立つ2021年に誕生した住宅街の交流施設「Cofco Cultural and Health Center(コフコ文化&健康センター)」(設計:スティーヴン・ホール・アーキテクツ(Steven Holl...
View Article